それでは Best Of The Tokens を聞いていきましょう。
①曲目ライオンは寝ている・・曲のほとんどはタイコとかけ声と女ターザンの叫びで出来ている曲・・なんていきなりジョークから入ってしまいましたが、まぁこれらの上に歌がのっかっているようなものですよね。自然にジャングルの風景が浮かんでくるほどの絶妙なリズム隊が抜群の出来で、はじめのきれいな裏声、ファルセットがライオンのあくびを想像させてしまいます。プロコルハルムの青い影よろしくこの曲もあまりのビッグヒットゆえにトーケンズといえばこれ1曲みたいになってますよね。ヒットしすぎた場合大体こうなる傾向にあるようです。
③曲目ラ・バンバ・・ここでのアレンジはあくまでも軽く軽くいってます。バックの楽器も軽い。木琴はところ狭しとがんばってるねー暮れの大掃除みたいにあっち行ったりこっち来たりと忙しそう。フルートやペットも活躍してますがフルートのアドリブっぽいとこいいです。ギターはミュートで弾いてますが、この音セミアコかな、音が少し割れてるようなのは多分アンプが小さいか又はピックアップの出力が大きいのかどっちかですね。でもこれ少しメロが違うような気がするけど、雰囲気的にそんな感じなんだよということでいいのでしょうかね。
⑤曲目ユーアー・ナッシング・バット・ア・ガール なかなかの佳曲、このベストCDの中で一番いい曲です。ドラムがちょっとシロウトっぽいのがもったいないけどこのメディアム・テンポはかっこいいじゃないですか。ストリングスも入っててきれいだしギターのカッティングもいい判断と解釈でうまいです。それと隠し味的に入っているビブラフォンがとてもいいですね。
⑦曲目シンシアリー・・んー、これはなんと言ったらいいのか難しいですよ。これDoo Wop の名曲ですよね。このアレンジが・・トーケンズ、どうしたんだいって、感じですよ、一体何があったのトーケンズって。このシンシアリーは別の曲のように聞こえるんですよね、トーケンズ流っていうのはわかるんですが、しぶい名曲のしぶさを取って浅漬けにしたって感じであっさりしすぎですよ。
⑧曲ホエン・アイ・ゴー・トゥ・スリープ・アット・ナイト・・この曲はこのベストCDの2番目に来るいい曲なんであります。テンポをもう少しゆっくりして歌ってたら、もしかしたら Doo Wopの名曲に入っていたかもしれませんよ。曲自体はかなりいいですから。
⑮曲目トゥナイト・トゥナイト・・いっしゅんキング・トーンズかと思ってしまいましたが、トーケンズだったんですね。・・・っていうかやっぱ、キング・トーンズでしょこれ。・・・優しさのあるメロディーと途中マイナーになるところが哀愁してていいです。原曲の方は聞いたことないですが、これももう少しゆったりとした方がより良かったのではと思います。
⑲曲目マイ・フレンズ・カー・・おっと今度はいきなりホットロッド・ミュージックですね。なんか聞いてて迫力がいまいちなのはベース君ですね、細かく刻みすぎですよ。それとドラム君のバスドラです、ちゃんと踏んでます?。ホットロッドくらい俺たちにだってできるよーって感じですかね。まあ、トーケンズのビーチ・ボーイズ風なんてのも珍しいし希少価値あるといえばありますし。ま、これはこれで楽しませてもらいましょう。